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消費電力が大きいのです


 世の中の加熱式加湿器の共通の欠点ではありますが、消費電力が大きいです。定格で310W。超音波式の加湿器やボネコなどに代表される気化式の加湿器に比べると、かなり大きな消費電力です。


しかし、超音波式の加湿器から出る冷たい蒸気(正しくは霧ですね)は、霧が完全に気化するのに室内の熱を奪い室内温度を下げることになります。気化式も水が気化するために室内の熱を奪います。これらの奪われた熱は、エアコンやヒーターから補われる訳ですから、超音波式も気化式も間接的に電力を消費しているわけです。つまり、超音波式や気化式の加湿器では、取扱説明書や仕様書に表示された以上の電力を消費しているとも言えるのです。是非、覚えておいてください。

とはいえ、効率なども含めて考えればやはり、加熱式の加湿器は消費電力が大きいです。暖房機器をこまめに切るとか、他で節約するなどして相殺するしかありません。
でも、優しく上ってゆく湯気を見ていると気持ちも温かくなって、暖房の温度設定をちょっと下げられる(?)なんてことはないですね、きっと(^^;)。


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